国連の性格と特徴 2

連盟の欠陥として明らかになっていた、国際社会の平和と安全を守る上で不足していた制度・仕組みを強化。


連盟時代に始まった進歩的要素ともいうべき非政治分野の諸活動をさらに強めることが意図されました。


・・・ただし次のような考慮から、国連を創設した当時は、国連は連盟の後継者であり、その発展であるという印象を与えないようにする配慮が働いていました。


例えば連盟に対して加えられた批判の一つは、連盟が第一次世界大戦の敗者(とくにドイツ)に対して勝者が強制した不公正な平和を守るための制度であるという点にありました。


そのため国連は、第二次世界大戦の後始末のための国際機構という性格をなるべく排除し、来るべき平和の時代の国際社会を支配すべき原則とそのための制度・仕組みを用意することに重点を置きました。


したがって、連盟規約がドイツなどの敗戦国との平和条約の一部として作成されたのに対し、国連憲章は、日本などが結んだ講和条約とは全く別物として位置づけられ、作られました。


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