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2010年12月 アーカイブ

農業機械化の現状と展望 9

農家の農業機械への投資の増大には、以下のような要因が考えられます。


1.昭和30年代後半から始った経済の高度成長により、農業労働力が他産業に急速に流出していったこと。


2.兼業への特化が進むに従い、農家所得が増大し、機械投資を容易にした一方、農作業の省力化を一層求めるようになったこと。


また、農村近代化の進展のなかで、農作業の重労働からの解放とあとつぎの確保のためにも機械への魅力が増大したこと。


3.昭和30年代後半から、土地基盤整備事業が活発になり、機械導入の条件が急速に整備されてきたこと。


4.官民を一林とした農業機械の開発改良研究が進展し、日本農業の特質と農業者の意識に合致する日本独特の新機械が次々と開発され、さらにそれが改良されてきたこと。


また、あわせて機械利用研究が進展し、機械化栽培及び利用技術が滲透したこと。


5.米価が他の農産物に比べて相対的に有利な価格条件にある一方で、農業機械の価格の上昇は、相対的に低く維持されたこと。


6.国の農業生産振興奨励施策等により、農業機械・施設の導入に対し、補助、融資等が行われ、高性能機械の組織的利用が促されたこと。

労働者は怠けものである

労働はもう一度対象との格闘となりうるのかどうか・・・。


その体験を通じて人間が学び成長すること、その活動をとおして多くの人間との関係をとり結ぶことを可能にすることができるのかどうか・・・。


労働者がOpenSSOのような工程へ従属するのではなく労働者が工程の主人となりうるのかどうか。


・・・外化されたものの総体を100年前今逆もどりさせるのではなしに、それらの課題を実現することは果たして可能か・・・


もし可能ならば、それはどのようにして実現されるのかを問うことなのです。


テーラーが、労働者は怠けものであるといった時、彼は全く正しかったのです。


労働が人間を成長させず、働くことが自己の能力を高めない時に、労働者ができるかぎりの知恵をはたらかせてさぼろうとするのは人間の自己防衛の本能でしょう。


しかし、テーラーがその労働者を働かせるためには刺激が必要であると考えた時、彼は問題を逆転させてとらえる現代の労務管理の定型を作ったのです。


それ以後の「能率向上」運動の歴史は、テーラーの方法では人間が働かなくなることの発見、テーラーの方法への修正の歴史なのです。

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